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  • 2021年11月1日

    きもの科1泊2日の研修旅行

『きもの科1泊2日の研修旅行」

 今年は、会津若松に行きました。
 10月28日(木)~29日(金)の2日間、和文化に触れる研修旅行に行ってきました~
2日間たっぷり「和」を堪能しました。
 
 小学校の修学旅行で、白虎隊の踊りをみたり、お土産に刀を買ったあのときとは違い、大人なってから行くとまた新鮮で違った学びをすることができました。
 1日目は、白木屋資料館、山田木綿織元の見学そしてほしばん絵ろうそく店で体験学習をしました。
 白木屋漆器店さんでは漆器を販売する店舗とともに、資料館も併設されており、白木屋の歴史と会津の歴史を、モダンな石造りの建物の中でじっくり見学をしました。
 次に、山田木綿織元さんで伝統と人気溢れる商品作りの工程を見学しました。
 会津木綿の歴史は古く、江戸時代の前半から生産されており、質素で地味ではあるものの丈夫で長く使えることから愛されてきました。
 白虎隊の少年や、あの野口英世も少年時代には、会津木綿を日常着として着用していたそうですよ。
 
 1日目の最後は、ほしばん絵ろうそく店さんにて 会津絵ろうそく絵付け体験をしました。
 創業安永元年(1772年)、手作り、手書きの伝統美の製法を親子代々伝授された唯一の店で絵付け体験させていただいきました。このろうそくの絵付けは、天正年間当時の藩主の蒲生氏郷公がろうそくに絵付けを命じ、幾多の研鑚を重ね遂に工芸美術品としての絵ろうそくが誕生しました。
宿泊場所は芦ノ牧温泉大川荘に宿泊しました。
写真の三味線を弾いている場所が、鬼滅の刃の「無限城」に似ていると話題を呼んでいるお宿です。
2日目は、鶴ヶ城見学と会津塗伝承館で会津塗体験を行いました。
鶴ヶ城では天守閣から町を一望しました。
最後に会津塗体験をしました。
体験させていただいた鈴善さんは、天保3年(1832年)に創業し、以来180年の間、会津の漆器産業とともに歩んできました。
天気にも恵まれ、会津若松で和文化の魅力を学びました。感性も磨かれて帰ってきました。
お疲れ様でした。

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